
奥琵琶湖ドライブインー滋賀県長浜市
利用2002年8月9日 ホンダXRV750アフリカツイン
県道336号線「塩津浜飯浦線」沿いのドライブイン
湖畔の遊覧船乗り場(写真左奥)で一泊しました
「奥琵琶湖ドライブイン」
<滋賀県長浜市木之本町飯浦>
ここは2007年に閉店して今は建物が現存するだけです
5時23分出発。天候は曇りです。山陽道広島東ICから高速に上がり、9時16分に西宮北インターで中国自動車道を下りました。途中、姫路のあたりで少し雨がパラついてきましたがなんとかカッパは着ずに済みました。
高速を下りてすぐに国道176号線に入り、宝塚を通って豊中へ向かいました。高速を出てから宝塚あたりまでまた雨が少しパラついてきましたがまだカッパを着るほどでは有りません。
10時00分、少し道に迷いながら阪急宝塚線の蛍池駅の東側で国道173号線に入りました。池田市内で国道176号線が終わってそのまま府道10号線に繋がるのですが、それに気付かず国道標識を探しているうちに大回りになってしまいました。 ここから今度は国道173号線を北へ向かいます。幸いにも天候は回復傾向で空は晴れてきました。(^^)♪
北に走り始めて2㎞程でミスコースをして国道171号線に進入してしまいました。 すぐに気が付きましたので一旦ここで給油(17.6ℓ)をしてから国道173号線に復帰し、川西市を過ぎて住吉神社の先で新名神高速道路の下をくぐり抜けて国道477号線に入りました。
20km程走ると宮前町で国道372号線との重複区間になり、それを2km程走って若森から再び国道477の単独路線へ分かれ、これを京都府南丹市の園部町に向かいます。
10時49分「国道477号線」
<大阪府豊能郡能勢町野間稲地>
11時20分「国道477号線」
<京都府南丹市園部町口人>
11時28分、園部町から国道9号線に入って京都方面に向かい、10km程走った八木町で左折して国道477号線を愛宕山と鞍馬山の北を通って琵琶湖に向かいました。
12時25分、京北宮町の「春日神社」に到着。丁度昼時でしたのでここで昼食がてら休憩することにします。 春日神社の大鳥居の横には樹齢300年を越える「黒田百年桜」が枝を広げていました。一見したところ「百年桜」はそんなに古木のようには見えませんが...スミマセン(_ _)...樹齢は300年以上もあるそうです。
「黒田百年桜」 <京都市右京区京北宮町宮野90>
12時25分 国道477号線
【春日神社・黒田百年桜】 春日神社の境内にあり樹齢は推定は300年。幹の太さは約3.1m、高さは約8mの大きな桜の木で、山桜の突然変異種で10~12枚の八重桜の中に一重桜が混じって咲くという、とても珍しい品種です。 突然変異腫のため趣旨は出来ないとのことですが、有名な「桜守」として知られる佐野藤右衛門親子が苦労のすえ苗づくりに成功し、ちょうど明治100年に当たることから「黒田百年」と命名されました。
「黒田の百年桜」を出て20km程走ると花脊峠に差し掛かりました。この峠の少し先に、霊山としてまた牛若丸(後の源義経)の修行の地であり、「鞍馬天狗」で知られている鞍馬山への入り口が有ります。
この辺りは杉木立に囲まれた曲がりくねった狭い1.5車線道路が続き、日中でも薄暗い感じでなかなか風情のある道でした。
13時05分 国道477号線 →
<京都府京都市左京区大原小出石町>
13時35分、大津市真野大野で国道161号線に右折して大津方面へ走り、途中の下坂本から県道18号線(湖岸道路)に入って琵琶湖の南端に向かいます。
14時21分、琵琶湖の南端で国道1号線に入り、瀬田川を渡ってすぐに最初の交差点を左折して県道559号線で琵琶湖の東岸を湖に沿って北に上がります。 琵琶湖大橋を通過して30分程たったころ急に夕立が降って来ました。急いで近くにあった自動車修理工場の軒下に避難してそこからはカッパを着ての走行となりました。
15時00分「琵琶湖大橋」
橋の北側(奥琵琶湖側)からの景色。
15時53分「県道25号線」夕立です。
<滋賀県彦根市薩摩町>
16時42分、湖岸沿いを約90km走って余語川のところで国道8号線に入り、藤ヶ崎トンネルを抜けて琵琶湖の北端で国道303号線へ左折。すぐに「奥琵琶湖パークウエー」に入って湖に突き出た半島をグルリと回ってきました。
17時32分「奥琵琶湖パークウエー」
<滋賀県長浜市高月町片山>
時刻はもう夕方になり日も陰ってきました。そろそろ今夜のねぐらを探さなくてはいけません。「奥琵琶湖パークウエー」を出て国道303号線に戻り、キャンプ地を探すために藤ヶ崎トンネルの手前にあった「奥琵琶湖ドライブイン」に行ってそこで今日のねぐらを探すことにします。
18時03分、「奥琵琶湖ドライブイン」に戻って来ました。かなり広いドライブインです。
テラススエリアには大きなひさしが有って売店が閉まった後はこの下で寝袋だけで十分泊まれそうですが、 国道の脇だけにかなり賑わっており、深夜まで多くの人が出入りしそうなので落ち着いて寝られそうもありません。
屋根の下はあきらめて少し辺りを探してみると湖畔の遊覧船乗り場に小さな東屋が有りました。
この場所は桟橋へ降りるために道路から一段低くなっており、ここならテントを張っても外からは見えません。
ここで日本海を目指す三重県の高1チャリダーに逢い、彼といろいろと話をしているうちに遅くなってしまったので、結局テントは張らずに遊覧船の待合室でシェルターと寝袋で寝ることにしました。
夕食も自炊はやめてチョット贅沢してドライブインの「ステーキ丼」を食べました。(^_^)。
13時間、596km走って一日を終えました。
※【奥琵琶湖ドライブイン】
近江鉄道の経営で定期観光船の船着場前にありました。往時は若者たちで賑わっていましたが2007年9月30日に閉業となり、33年の歴史を閉じました。
2015年頃に駐車場や看板などは取り壊されたましたが、建物はまだ現存するようです。
「奥琵琶湖ドライブイン」
Google street view
(2023年6月)