
松蔭町(亀島園地)ー福井県福井市松蔭町
利用1998年4月26日 ホンダXLV750R
海岸沿いの小さな公園です。
広場の隅に東屋がひとつ有るだけで水もトイレも有りません(でした)。
<福井県福井市松蔭町>
真正面に亀島が見えます。
(後述)1998年当時はただの広場でしたが、現在は「亀嶋園地」となって綺麗に整備されています。
6時16分、広島東ICより山陽自動車道に入りました。気温は約15℃です。もうゴールデンウイークなのですが風はまだ冷たくかなり冷えます。あまりに寒いので40分程走った高坂PAでグローブを防寒用に変えました。
8時37分、竜野SAで給油(9.5ℓ 22.4㎞/ℓ)を行い、そのあと更に40分程走って白鳥PAで防寒のためにオーバーパンツを着用しました。
10時15分、中国自動車の池田ICで高速を降りて国道171号線に出てすぐに国道176号線に入り、ここからいよいよ東北ツーリングの本番が始まりました。ここまで高速を299㎞走って来ました。
10時30分、池田市木部町で国道423号線へ入り亀岡市に向かいました。30分程走ると国道脇に「明智の戻り岩」の看板が現れましたので休憩がてら少し立ち寄ってみました。
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11時05分
「国道423号線」
<京都府亀岡市曽我部町法貴>
「明智の戻り岩」:亀岡と大阪を結ぶ国道423号線(通称:摂丹街道)の法貫峠の旧道にある大岩で「屏風岩」ともいわれ、明智光秀が丹笑路寺を攻める際、この岩に行く手を遮られ引き返したことから、「明智の戻り岩」と呼ばれるようになったと伝えられているそうです。
11時24分、亀岡市外で国道423号線から国道9号線に入り京都に向かいました。12時少し過ぎ、京都市に入ったところで昼食に「御空ラーメン」を食べて、そのあと12時30分に市内中心部手前の西京極で国道162号線に入りました。
国道162号線は京都市から小浜市へ抜ける通称“周山街道”で、いくつかの峠を越えて走る山林と里山風景の美しいルートです。 これをを若狭湾に向けて丹波高地を南から北へ走り、福井県に入った所で14時08分に道の駅「名田庄」で休憩しました。ここは9日前(1998年4月17日)にオープンしたばかりの”開店ホヤホヤ”でした。
14時44分小浜に到着しました。国道27号線との重複部分を1km程西に進んだあと、若狭湾沿いに国道162号線を若狭町まで走り、三方湖を過ぎたところで国道27号線に戻って、そこから更に20km程走って16時に敦賀で国道8号線に出ました。
国道8号線へ入る直前にコンビニで休憩したのですが、その時に眼鏡の鼻あてパッドが壊れてしまい、修理するまでしばらくの間不便をすることになりました。 山陽道の白鳥PAで給油してからすでに300km以上走っていますのでそろそろガソリンの残量が心配になってきました。燃料コックをリザーブに切り替えてガソリンスタンドを探しながら走ります。
16時35分、敦賀トンネルを出て6km程の南越前町河内で国道305号線に入り、ようやく越前町茂原でGSを見つけて給油(17ℓ 19.5㎞/ℓ)することが出来ました。やはり一般道の燃費は高速よりかなり落ちます。
給油をおえて国道305号線をさらに北に進むとすぐに国道沿いに眺めの良い越前崎の「八ツ俣自然歩道」が有りました。
福井県福井市八ツ俣町の国道305号線沿いにある「八ツ俣自然歩道」です。 自然のありのままの形態を活かして作られた江津浦自然公園と一体で整備されています。
時刻は既に17時を過ぎました。越前崎の八ツ俣自然歩道で小休止をした後、今日のキャンプ地を探しながらさらに若狭湾沿いを東尋坊方面に向けて走っていると、越前崎から20km程の松蔭町で一瞬チラリと海岸沿いに小さな空地が見えました。 確認のため国道を離れて細い急坂の生活道路を降りていくと、小さな公園のようなものが有ります。
国道は少し高いところを通っていますので走っているとほんの一瞬見えるだけで、うっかりすると見落としてしまいそうな場所です。 水もトイレも無くただの広場の様ですが、地面は平坦な草地で辺りには誰もいませんでしたので今日はここでキャンプをすることにしました。
18時10分、福井県福井市松蔭町(まつかげちょう)にある小さな公園にテントを張りました。真正面に「亀嶋」が見えます。一度釣り船がここでお客の乗り降ろしをしていましたが、夜間は完全に無人になりとても静かでした。
今日の走行は高速を299kmと一般道を282kmの合計580kmでした。
ちなみに「亀島」は、本尊千手観音が亀に乗り本当へ渡った後、その亀が島になったといわれています。
キャンプをしたのはその対岸にある広場で、最近の地図では「亀島園地」となっています。駐車場はありません。昔は大丈夫だったと思いますが、2020年の情報ではキャンプ、BBQは禁止になっているようです。