菅平ダムー長野県上田市菅平高原

菅平ダム

利用1998年4月27日 ホンダXLV750R
平らな草地でテントを張るにはもってこいでした。ちょうど桜も満開でいい花見ができました。

菅平ダム

菅平ダム<長野県上田市菅平高原>
国道406号線の道路脇に空き地が有り、「菅平ダム建設記念」の大きな石碑が建っていました。


5時25分、越前岬の亀嶋公園を出発して国道305号線を東尋坊の方角に向いました。空は晴れており今日も快適な走りが期待出来そうです。 キャンプ地から5km程で国道416号線に入り、それを東に18㎞程走って福井市で国道8号線に出ました。

国道8号線を南に曲がり、福井市内を抜けて国道158号線に入って戦国朝倉氏の居城「一乗谷」の北を通って大野市に向かいます。

6時25分、大野市を通過。九頭竜ダムに向かって山間部に入ると空は少しガスって曇っており、気温は10℃程で走っていると少し肌寒く感じます。

7時13分、九頭竜ダムに着きました。九頭竜ダムによって出来た九頭竜湖はその大きさは十和田湖に匹敵するといわれるほどで、広大な九頭竜湖の湖面を右手に見ながら快調に走ります。

7時50分、急な油坂峠を下ると美濃白鳥で国道156号線に出ました。ここから今度は北に進路を取って「ひるがの高原」へ向かい、25分程で太平洋と日本海を分ける分水嶺に到着しました。

九頭竜ダム

7時13分 「国道158号線」
<福井県大野市川合>(九頭竜ダム)
日本有数の規模を誇るロックフィルダムです。
高さ128m長さ355m 

分水嶺公園

8時15分 「国道156号線」(分水嶺公園)
<岐阜県郡上市高鷲町ひるがの>
太平洋と日本海を分ける分水嶺に位置しており、水が太平洋側と日本海側に分かれて流れる様子が見られます  

分水嶺公園で一休みしたあと荘川で国道156号線を白川方面に向かい、御母衣ダム湖畔の樹齢450年の「荘川桜」の脇を通過して白川郷の合掌村へやって来ました。

白川郷

9時15分
「白川郷合掌村」
<岐阜県大野郡白川村荻町>

白川郷は合掌造りの集落郡で、1995年に五箇山と共に日本では6件目の世界遺産としてユネスコに登録されました。

村は2月になると積雪が170センチ以上にもなる日本有数の豪雪地帯にあり、茅葺き屋根の合掌造り家屋が114棟も立ち並んだ日本の伝統的な建築と農村文化が残る貴重な世界遺産となっています。


1時間程白川郷を観光したあと、神岡市から奥飛騨温泉郷を通って松本市へいく為に国道360号線の入り口までやって来たのですが、河合村の先がまだ冬季通行止めで通ることが出来ません。しかたがないので計画を変更して高山経由で松本へ行くことにします。

1998年4月27日

来た道を戻り、御母衣ダムを通り過ぎたところで荘川町牧戸から国道158号線へ入り、高山の手前で市街地の混雑を避けるために県道73号線に入り、国道41号線(国道472と重複)を横切ったあと県道89号(上宝線)で高山市内を迂回して再び国道158号線に戻りました。この後、給油(13.6ℓ 21.5㎞/ℓ)を兼ねて昼食にしました。

11時50分、昼食を済ませて再スタート。12時25分に安房峠トンネルを抜けて長野県に入りました。
安房峠道路は長野・岐阜県境の安房峠を抜ける自動車専用道路で、半年前の1997年12月に開通したばかりで、5.6kmのうち大半の区間を安房トンネル (4.4km) と湯ノ平トンネルが占めています。

国道158号線の安房峠は大型車のすれ違いが困難で、以前は観光客の多い時期には通過に5時間以上(長い時には8時間)かかることもあったほか、冬季は積雪により通行できないことも多く、 これが完成する前は安房峠はラジオの交通情報の常連で天候不順による交通規制のニュースには必ず登場していましたが、安房峠道路の開通によりその安房峠越えがわずか5分に短縮されましたので、これからはもう交通止めや渋滞の心配も無くなることでしょう。

13時35分に松本に到着。市内の百貨店の眼鏡売り場に立ち寄って昨日壊れたメガネの鼻当てパッドの修理をした後、市外へ出たところで国道143号線へ入るつもりが道を間違えて国道254号線へ入ってしまいました。途中で気付いたのですが仕方が無いのでそのまま走ることにします。 松本市内では暑くてオーバーパンツを脱いだのですが、山間部ではオーバーパンツが無いと少し肌寒いくらいです。

国道254号線

松本から1時間ほど走り国道152号線に出る手前の「ローソン」で休憩をしました。


15時33分
「国道254号線」
<長野県上田市東内>

休憩を終えてすぐに国道152号線に入り、北へ10㎞程走って国道18号線に出て、16時05分に上田市内で群馬県の長野原の方向へ向けて国道144号線へ入りました。


16時36分、上田から15km程走って鳥居峠の手前で長野方面へ行く国道406号線との交差点に差し掛かりました。そろそろ陽も傾いてきましたので一旦国道406号線を北に上がって菅平高原で今日のキャンプ地を探すことにします。

キャンプが出来そうな場所を探しながら国道406号線を菅平に向けて北上し、途中通りがかったGSで明日に備えて燃料を補給(6.7ℓ 22.7㎞/ℓ)してから菅平高原の一帯を30分程掛けて丹念に調べたのですが、農耕地ばかりでテントが張れそうな適当な場所がなかなか見つかりません。一ヶ所だけキャンプ場の標識がありましたがまだ建設中でした。

少々焦りながら菅平高原で探すのを諦めてもう一度来た道を引き返し、再度入念に辺りを調査してみると、菅平ダムから500m程上がった国道脇にダム建設記念碑が有り、その横に小さな空地を見つけました。 何とかテントは張れそうです。すぐ国道脇ですが今日はここに泊まることにします。ヤレヤレ!\(^o^)/

菅平ダム
菅平ダム

17時20分、記念碑横の地面は平らでテントを張るのにほどよく草が生えており最高の野宿ポイントです。 おまけにちょうど桜も満開で、食後のビールを飲みながらよい花見見物が出来ました。(^_^)♪

今日は天気も良く山間部はまだ少し肌寒かったのですが一日を通して快適な走りが出来ました。約12時間で420km走行しました。


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