道の駅「裏磐梯」ー福島県耶麻郡北塩原村

道の駅「裏磐梯」

利用2000年8月15日 ホンダXRV750アフリカツイン
桧原湖周辺が雷雨で土砂降りでしたので引き返し、やむなくここの駐車場わきの空き地で野宿しました。
(写真は借物です)

道の駅「裏磐梯」

道の駅「裏磐梯」
<福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字南黄連沢山>
檜原湖の西、磐梯山の高原エリアの反対側に有る国道459号線沿いの道の駅です。


5時23分、岩手県一関市の真湯(しんゆ)野営場を出発しました。天候は快晴です。キャンプ場から10分程の峠道で朝焼けがとても綺麗でしたのでバイクを止めて写真を撮りました。

国道342号線
5時40分「国道342号線」<岩手県一関市厳美町>後ろに見えるのが三角山(734m)で、その向こうが真湯野営場です。

国道342号線を「なるせ温泉」方面にむけて走りました。このルートは今年のゴールデンウイークにも来たのですがまだ冬季閉鎖中でした。 なので、今回は逆の方向からの再挑戦です。

国道342号線

6時04分「国道342号線」<秋田県雄勝郡東成瀬村椿川>
前回はこの辺り(真湯-須川高原温泉)がまだ冬季閉鎖中で通れませんでした。

2000-8-14東北

須川温泉(↑上の写真)を過ぎて成瀬川の渓谷沿いを北に走り、6時50分、なるせ温泉に着きました。
ここから国道397号線で岩手県の奥州市に向かいましたがこの道もやはり今年の春に来た時は冬季閉鎖中で通行できませんでした。

国道397号線
7時29分「国道397号線」<岩手県奥州市胆沢若柳>奥州湖の胆沢ダムを下った辺りです。
GWの時はこの奥州湖と秋田県境までの間が冬季通行止めになっていました。

8時01分、奥州市街地の手前のコンビニで朝食を済ませてすぐに国道4号線に出ました。ここからは国道4号線を南に向かいます。

9時51分、奥州市から国道4号線を一気に約70㎞程南に下り大崎市に到着しました。ここから昨日走った国道457号線の南側の部分を走破するためにいったん国道347号線に入ります。

10時03分、加美町で左折して国道457号線に入り、昨日走った残りの部分を仙台方面に向って走行します。

国道457号線

10時30分「国道457号線」
宮床ダム(宮床大橋)
<宮城県黒川郡大和町宮床>

この国道は「おむすび標識」がほどんど有りません。国道を走っているのつもりがいきなり県道標識に変わったりしてまごつきます。
11時15分給油(12ℓ、22.4㎞/ℓ)

11時38分、あちらこちら迷走しながら1時間半近くかけてにやっと仙台市上愛子(かみあやし)で国道48号線に出ることが出来ました。 \(^o^)/


渋滞する国道48号線を10km程走って再び国道457号線の南行きの分岐点に到達しました。ここから再び国道457号線を白石市に向かって走ります。

国道457号線

12時06分「国道457号線」
<宮城県柴田郡川崎町本砂金山崎>

ここもやはり標識はほとんど有りません。道が分岐していても国道と県道との判別が出来ず、正しい方向を向いているのか、どこを走っているのか判らず不安になります。

12時16分、国道286号線との合流点に出ました。これでやっと現在位置の確認が出来てホット一安心です。(^_^;)


国道286号線との重複区間を4㎞程走り、再び国道457号線の単独路線に入って20分程走ると「蔵王エコーライン」の入り口に着きました。

しかし、これを過ぎた辺りから国道標識が全く無くなってしまいました。位置が確認できないまま道なりに走っていると突然標識が「県道12号線」に変っていました。

どこでミスコースをしたのか判りませんが引き返すわけにもいかずそのまま走り続けていると、再び標識が「国道457号線」に変わりました。ほとんど迷走状態です。<(_ _*)>

エコーラインを過ぎてすぐ、ここだけ一瞬展望が開けます。
他は道路脇の樹木が邪魔をして景色が見えません。

「屏風岳」

2000-8-14東北

国道457号線
12時45分「国道457号線」(屏風岳)<宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉北原尾>

13時09分、「国道」と「県道」が入り乱れる道路標識に迷いながらもなんとか白石市で国道4号線に出ることが出来ました。

国道113号線

白石市内の国道4号線を3㎞程走って次に国道113号線に入り、南陽市に向かいました。


13時19分
「国道113号線」
<宮城県白石市福岡蔵本箱森>


14時15分、南陽市で国道399号線に入り南陽市街を大きく反時計回りにまわって川西町から国道287号線を米沢に向かい、14時43分に米沢に到着してここから今度は国道121号線で喜多方市へ向かいました。

ツーリングの道案内はいつも高速道路のSAで配布されている無料の地図を使用しているのですが、それに依ると国道121号線は喜多方の手前で二本に別れ、複線のように並行路を描いたのち再び合流して一本になっています。

なので、今回は走行済みの本線では無く、こちらを通って喜多方へ抜けようと思ったのですが、どこを探しても入り口が見つかりません。結局本線(国道121号線大峠道路)を通って喜多方まで来ました。

後で調べると、どうやらこの地図が大間違いで、この「?の道」は存在しませんでした。

2000-8-14東北

この大峠道路(国道121号線)は2010年9月11日に全線開通するまでは県道333号線が未成区間の代替道路となっていたため、それ以前に発行された高速道路SAの地図にはその代替道路がかなり大げさにデフォルメされて描かれていたようです。 そんな訳で、結局旧道探しは時間の浪費でした。(;_;)

国道121号線

15時30分
「国道121号線」
<山形県米沢市大字入田沢>

国道121号線「大峠道路」(通称大峠レインボーライン)の「大峠トンネル」の入り口と出口で標識が変わっていて驚きました。

米沢側は「国道121号線」、喜多方側には「県道333号線」の標識が出ていました。最新の地図に依ればトンネル群の途中に県道333号線の入口が有るのですが、この標識の設置の仕方は紛らわしいです。


16時02分、喜多方に到着しました。ここから今度は国道459号線へ入り檜原湖に向かいます。途中給油(10,7ℓ 19.7㎞/ℓ)のついでに聞いた情報によると、どこのキャンプ場も料金がかなり高そうとの話でした。

檜原湖西岸の高台にある道の駅「裏磐梯」に立ち寄り、休憩をしながらどこでキャンプをしようか迷っていると、無線が趣味という観光客から耳寄りな情報を頂きました。桧原湖の北にある白布峠に展望台があり、そこで泊まることが出来るようです。

早速行ってみることにしました。白布峠へ行くには檜原湖沿いの県道2号線に出なければなりませんので、道の駅から檜原湖に向かって坂を下っていくと突然前方に真っ黒な雲が現れました。桧原湖周辺は雷雨で大荒れです。 急いで方向転換をして道の駅まで引き返しましたが、時刻は既に18時近くになっており、キャンプ場所を探す時間があまり無いので少々焦り気味です。

念のために道の駅のどこかで野宿出来そうな場所は無いかと辺りを見渡してみると、駐車場の先端に一見展望台のような(実は全く湖は見えないのですが)一画があり、そこだけ舗装がなくて草地になっていました。ここならなんとかテントが張れそうです。 ここはキャンプ場でも野原でもないのでテントを張るのは少し悩んだのですが、他に場所を探す時間も無くなって来ましたので最終的にここで野宿をさせてもらうことにしました。 <(_ _)> スミマセン!

道の駅「裏磐梯」
道の駅「裏磐梯」 (Googl street view)

道の駅「裏磐梯」

17時43分、私がテントを張ってしばらくすると数人のライダーが後に続き、たちまち臨時のミニキャンプ場になってしまいました。(^^;)

かなり暗くなってから写真を撮りましたので少し判りづらいのですが、バイクの後に微かに青いテント(矢印)が写っています。 ということで、本日は朝から約12時間半かけて448kmを走り終了となりました。


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